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商品説明
当たり前をじっくり考え直すこと、学び直すこと。私たち=現生人類の本性に立ち返り、建築の思考をいきいきと語る。相似の海としての「建物」の広がりから、「建築」はいかに世界と未来の幻視を立ち上げるか―。東京藝術大学大学院の講義から生まれた出色の入門書。
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収録内容
1 | 第1部 ヨコとタテ―ヒトは世界を組み上げる(モダン・ヒューマン論)(互換と累進―モダン・ヒューマン、その力のぎこちなさ |
2 | 形態と内容―地上の幻 |
3 | 相対と絶対―数と幾何学の魔法) |
4 | 第2部 ヨコにひろがる海原―ありふれて、美しい(ビルト・ティシュー論)(類型と組織―都市という織物の単位と積層 |
5 | 自然と人工―なることとつくることは不思議な関係 |
6 | 平衡と進化―わたしたちは想念のなかで都市建築を分解する) |
7 | 第3部 タテはいかに可能か―バラバラな世界に(アーキテクト論)(饒舌と沈黙―喧騒のなかのサイレンス |
8 | 過去と未来―世界が壊れるとき、建築家の立つ位置 |
9 | 単純と複雑―多元的な世界をつかまえるには ほか) |
10 | むすびに(能動と受動―建築設計の3つの社会性) |