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商品説明
武力だけで権力を維持できたのか?京都を食糧で満たすこと、法による支配、「伝統」としての権力...アップデートされてきた「支配の正当性」を問う、かつてないスケールの歴史書!
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収録内容
1 | 第1章 平家政権といくつもの幕府(幕府をめぐる基礎知識 |
2 | 平家政権をどう捉えるか) |
3 | 第2章 鎌倉幕府、正しくは東関幕府―正統性なき北条氏の正当性(都市王権と武力―一一八六年、鎌倉幕府誕生の前提1 |
4 | 義経の結婚―一一八六年、鎌倉幕府誕生の前提2 |
5 | 正当性の更新と「幕府」呼称の誕生) |
6 | 第3章 足利将軍家の時代―二つの変動期と正当性の変容(鎌倉末期~南北朝期の転換 |
7 | 統治権的支配とは何か―足利将軍家の正当性 |
8 | 足利将軍家の正当性の推移 |
9 | 足利政権中期の正当性の変化 |
10 | 物流構造の変動と転換期としての十五世紀後半 |
11 | 戦国大名と「公儀」の行方) |
12 | 第4章 織豊政権―近世の始動と中世の終焉(近世の始動と中世の終焉 |
13 | 中世の黄昏としての織田政権 |
14 | 豊臣政権と中世の否定) |
15 | 第5章 江戸幕府は完成形なのか―生存の近世化(生存の近世化という視点 |
16 | 正当性から正統性―家康の神格化と近代天皇制の創出 |
17 | 曲がり角としての一六八〇年代 |
18 | 幕府と「被災者」救済―正当性の行方) |