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商品説明
前原正治・金井直は、「緑の歌・道」(本来の生命の記憶、死者の叡智が支えている生者の歩み)を希求し、立ち帰る造形を創出した。同時に戦災死者の告発・遺志も招魂し、人の罪責を剔抉して、裁きの磁場から回生(リルケからの回生)する瞬間も透視する。さらに神品芳夫は、この新水脈をいち早く紹介し、自らの詩作において固有の「自然詩」を創出している。前原正治、金井直、神品芳夫、三人の詩人の真髄に迫る!
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収録内容
1 | 1 前原正治(前原正治詩集『緑の歌』―“緑”に溶け合って生命の本源を開く |
2 | 前原正治の変身―樹木的姿勢の岐路 ほか) |
3 | 2 金井直(金井直の〓の詩 |
4 | 金井直の花の詩) |
5 | 3 神品芳夫(詩集評 神原芳之(神品芳夫)『青山記』―よみがえる想像力 |
6 | 神品芳夫の近作 ほか) |
7 | 4 戦後詩の新水脈(真相を研ぎ澄ます―山本みち子の風刺 |
8 | 岡城阯の紅葉―後藤信幸と共に ほか) |
9 | 5 研究と詩作の歩み(研究と詩作の歩み) |