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商品説明
「恋の代わりに一句を得たあのとき、私は俳句という蔦に絡めとられた」。正岡子規を輩出した愛媛松山で生まれた少女は16歳で運命的に俳句と出会う。恋愛、結婚、出産、子育て―。ささやかな日々から人生の節目までを詠んできた俳句甲子園世代の旗手が、俳句と生きる光を見つめ、17音の豊饒な世界を案内するエッセイ集。
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収録内容
1 | 第1章 ここもまた誰かの故郷 氷水―夏(季節を感じとる力 |
2 | 全部やだ男 ほか) |
3 | 第2章 檸檬切る記憶の輪郭はひかり―秋(寂しいと言って |
4 | 沈黙の詩、静寂の世界 ほか) |
5 | 第3章 負けてもいいよ 私が蜜柑むいてあげる―冬(逢いたかったよ |
6 | 私の働き方改革 ほか) |
7 | 第4章 短めが好き マフラーも言の葉も―俳句(しづかなる水 |
8 | じいんじいん ほか) |
9 | 第5章 母乳ってたんぽぽの色 雲は春―春(薄氷を踏んで |
10 | わたしの子規 ほか) |