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失格でもいいじゃないの 太宰治の罪と愛 (講談社選書メチエ)

千葉一幹/著

1870円
ポイント 1% (18p)
発売日 2023年02月上旬発売
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仕様

商品番号NEOBK-2828279
JAN/ISBN 9784065282113
メディア 本/雑誌
販売講談社
ページ数 250

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

盗作、薬物中毒、数度の心中事件...。最後は妻子を残して愛人と三八歳で入水心中を遂げた作家は、今なお多くの読者を惹きつけてやまない。三島由紀夫に「治りたがらない病人」と毛嫌いされ、「走れメロス」のモチーフ「熱海事件」に巻き込まれた檀一雄を激怒させた作家。太宰の弱者に寄り添う独特な視線、自堕落なあり方は、弱々しく生きる自由を決して否定しない。ダメ人間太宰の深い愛に触れる、感動の評論。

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    収録内容

    1 序章 ふたつの失格
    2 第1章 言語的異性装趣味―女生徒の見た世界(女であることへの嫌悪
    3 なぜ私は「女」なのか ほか)
    4 第2章 人間失格と人間宣言―太宰治と天皇(人間と「人非人」
    5 太宰と戦後社会 ほか)
    6 第3章 戦後の作家のサバイバル―太宰と三島(三島由紀夫は太宰治の文学をどのように見ていたか
    7 二人の邂逅 ほか)
    8 終章 私的太宰治論あるいはすこし長いあとがき

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