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商品説明
宗教が異なれば社会のかたちも異なる、という図式は、本当に有効なのか。生活の場を介して、カーストを含む多様な集団が相互に交錯する過程を、宗教の別をこえてトータルに把握。物乞いや聖者など宗教横断的な主体も視野に、分裂した南アジア像が覆い隠してきたものをすくいだす。
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収録内容
1 | 生きられる社会空間からの再考 |
2 | 第1部 歴史・社会・空間(宗教とカーストをめぐる歴史的経緯 |
3 | 宗教とカーストをめぐる社会―空間の再検討 |
4 | 調査地の概要と研究方法) |
5 | 第2部 宗教・カースト・コミュニティ(ムスリムのコミュニティの拡大―G村のヒンドゥーとムスリム |
6 | 序列から差異へ―B村のヒンドゥーのカーストとコミュニティ |
7 | 差異と序列の持続と変化―B村の被差別ムスリムの宗教とカースト) |
8 | 第3部 一体性・関係性・生きられる宗教(一体性を生み出す時間と空間―青年組合と民間信仰 |
9 | 空間と関係性の弁証法―互助と富の分配) |
10 | 生きられる社会空間における宗教とカースト |