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商品説明
諸国の勃興と衰退がめまぐるしい東アジア情勢において、消極的政治外交をとった日本。対外的な軍備を欠くなか、公卿たちはいかなる審議を重ね、外国への対応を協議したか。彼らが従った法と規範、国際感覚を読み解く。
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収録内容
1 | 平安時代の歴史像と対外世界―プロローグ |
2 | 刀伊の入寇と王朝貴族(刀伊の入寇からみた外交関係 |
3 | 東北アジア情成からみた刀伊の入寇 ほか) |
4 | 朝鮮半島と平安時代の日本(九世紀の日本と朝鮮半島 |
5 | 十世紀の半島情勢と「積極的孤立主義」 ほか) |
6 | 五代十国から宋の中国統一と日本(呉越との交流 |
7 | 宋初の中国と日本 ほか) |
8 | 王朝貴族の自己意識と対外観(高麗医師派遣要請問題 |
9 | 日本の返牒と対外観 ほか) |
10 | 後白河法皇と平清盛の外交(南宋の成立と日本 |
11 | 後白河・清盛の日宋交渉の舞台裏) |
12 | 王朝貴族の外交のゆくえ―エピローグ |