本/雑誌
占領期カラー写真を読む オキュパイド・ジャパンの色 (岩波新書 新赤版 1964)
佐藤洋一/著 衣川太一/著
1254円
ポイント | 1% (12p) |
---|---|
発売日 | 2023年02月発売 |
出荷目安 | メーカー在庫あり:1-3日
※出荷目安について |
商品説明
アジア太平洋戦争終結後、占領期の日本に来たアメリカ人は、無数のカラー写真を撮影した。七〇年以上が経ち、続々と世に出てきたそれらには、当時の人々、日常、風景が驚くほど鮮明に焼き付けられている。ただ目を奪われていてはならない。戦後史の資料として読み解き、活用・保存の途を探る。カラー64頁、未公開写真多数。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 オキュパイド・ジャパンのイメージ(「黒い霧」の時代 |
2 | 空白を埋める) |
3 | 第2章 勝者のアングル(占領期写真の三分類―オフィシャル、プレス、パーソナル |
4 | オフィシャル写真とは何か |
5 | シグナルフォトに写るもの |
6 | 調査するまなざし |
7 | 無数の語りを形づくるもの―パーソナル写真の被写体) |
8 | 第3章 イメージの読み解き方(カラー写真とは―写真史のなかのコダック写真文化 |
9 | スライドというメディア |
10 | 読み解きの方法―画面外の情報とのつながり) |
11 | 第4章 極東の日常世界(好奇心のステレオタイプ |
12 | 群としての人々 |
13 | 日常世界の切れ目 |
14 | 異質な写真群) |
15 | 第5章 占領期カラー写真をひらく―次なる課題へ(収集の歴史 |
16 | 資料としての写真―どう生かし、どう保存するか |
17 | 資料としての価値を見定める―撮影地の同定作業から |
18 | イメージを送り返す) |