著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
現実の“ままならなさ”をいかに綴るか。阪神・淡路大震災の手記を集め出版してきた「記録しつづける会」。その活動は中断も含めた様々な困難に直面する。活動を「よい物語」にしたい欲望もめぐる中、そのままならなさを含み込む研究は可能か。アクションリサーチの可能性を提起する画期的な一冊。
関連記事
収録内容
1 | 第1部 エスノグラフィ(出会いから交流会をひらくまで |
2 | 二〇年目の手記集をつくるまで |
3 | 二五年目の記録集をつくるまで) |
4 | 第2部 分析編(「記録しつづける会」のアクションリサーチの前提―一九九五年から二〇〇五年の取り組みとその分析 |
5 | 「記録しつづける会」エスノグラフィの分析―活動を駆動させる“ままならなさ”) |
6 | 第3部 理論編(アクションリサーチの構造的問題と“ままならなさ” |
7 | 共話的エスノグラフィ―オルタナティブな記述の手続きの提案 |
8 | 「出会い」にひらかれた活動の閉じ方―“ままならなさ”を引き受けるアクションリサーチ) |