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商品説明
中近世に流行した説経・古浄瑠璃。文献による研究の枠をこえ、芸能・民俗・歴史学・美術史学の方法とフィールド調査によりその成立と展開をときあかす。語り物と隣接諸学の関係をいとぐちに研究のあらたな視点と可能性をみいだす。
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収録内容
1 | 第1部 語り物の宗教基盤(『阿弥陀胸割』と談義・唱導 |
2 | 『大橋の中将』と日蓮宗教学 |
3 | 異本『常盤問答』考) |
4 | 第2部 語り物の絵画的展開(絵画化された説経・古浄瑠璃作品 |
5 | 『さんせう太夫』と『しゆつせ物語』 |
6 | 岩佐又兵衛風古浄瑠璃絵巻群と道行 ほか) |
7 | 第3部 語り物と地域伝承(異本『堀江物語』の成立背景―塩谷氏との関わりをめぐって |
8 | 長生院小栗堂における縁起制作 |
9 | 『小栗判官』の絵解きをめぐって―俣野の信仰と伝承から) |
10 | 資料篇 |