著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
資本主義のもたらす病弊が治癒された理想社会=ユートピアの実現へ向けて。一九三二年当時、危機の頂点にあった大恐慌という「緊急事態」を前にしてバックミンスター・フラー率いるSSAが提示した社会変革の構想とは。
関連記事
収録内容
1 | 見えない団体 |
2 | 1 産業化・コミュニティ・美学―近代建築の三つの立脚点(摩天楼の都市と建築家の疎外―アメリカ建築界の状況と課題 |
3 | 産業化とコミュニティ―建築雑誌の変容と近代建築をめぐる二つの立場 |
4 | 「インターナショナル・スタイル」を定義する―MoMA「近代建築」展への道のり) |
5 | 2 エマージェンシーからエマージェンスへ―転換点としての一九三二年(「インターナショナル・スタイル」への迎撃―SSAの建築思想 |
6 | 大恐慌と「産業共産主義」―SSAの社会変革構想) |
7 | 3 シェルターか、革命か?―ニューディール期における分岐と相克(SSAからFAECTへ―建築家と労働組合運動 |
8 | モビリティのユートピア―「移動住宅」をめぐる構想と論争 |
9 | 産業化の二つの戦線―建築生産の理論化とユートピアの行方) |
10 | 反復される問い |