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商品説明
生まれると同時に、誰もが死への旅を歩み始める。誕生・成長・消滅の逃れられないサイクルには、いかなる意味があるのか。阿弥陀仏の存在を通じ、生死を超越する静寂としての「浄土」をみた親鸞『正信偈』。「空」という自己否定の思想により、世界が大日如来の身体として聖化されることを説いた空海『即身成仏義』。自らの老いと死、身近な人の死、留まることのない時間を冷徹に見つめ、日本仏教の礎を築いた二大巨人と対話する仏教哲学。
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収録内容
1 | 第1章 インド思想から日本仏教へ |
2 | 第2章 日本仏教の二つの典型―親鸞と空海 |
3 | 第3章 生命の意味と他者の存在 |
4 | 第4章 親鸞『正信偈』を読む―死と浄土(第一段 無量の光明と寿命 |
5 | 第二段 法蔵菩薩の修行の始まり |
6 | 第三段 法蔵菩薩の修行の成就 |
7 | 第四段 釈迦の教え |
8 | 第五段 浄土教の歴史) |
9 | 第5章 空海『即身成仏義』を読む―世界の聖化(即身成仏とは何か |
10 | 第一頌第一句 世界の構成要素 |
11 | 第一頌第一句 諸要素と身体 |
12 | 第一頌第二句 世界とマンダラ |
13 | 第一頌第三、四句 仏と衆生 |
14 | 第二頌 成仏) |
15 | 終章 |
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