商品説明
一九世紀後半、西洋は近代文明のモデルである一方で、独立を阻む脅威でもあった。この矛盾を乗り越えるために、福沢が重視したのが学問であった。グローバル化の始まりを目撃した蘭学者の軌跡。
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収録内容
1 | 第1章 蘭学との出会い |
2 | 第2章 学問と自由の原体験―徳川日本と一九世紀オランダ |
3 | 第3章 「国民」国家の論理―西洋兵学と独立 |
4 | 第4章 文明と独立―『西洋事情』『学問のすゝめ』『文明論之概略』 |
5 | 第5章 文明の源流としての蘭学―地方分権・情報の氾濫・アジア |
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