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商品説明
バレエはルネサンス期イタリアで誕生し、今なお進化を続けるダンスの一種だ。当初、王侯貴族が自ら踊り楽しんだが、舞台芸術へと転換。観客も貴族からブルジョワジー、市民へと拡大する。十九世紀の西欧とロシアで成熟し、世界へ広がった。ダ・ヴィンチ制作の舞台装置、ルイ十四世が舞った「太陽」役、チャイコフスキーの三大バレエ、シャネルやピカソが参加したバレエ・リュス、そして日本へ―六百年の歴史を通観する。
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収録内容
1 | バレエとは何か |
2 | 都市貴族の余興として芽生えたバッロ―ルネサンス期イタリア |
3 | フランス宮廷の祝典から誕生したバレエ―ヴァロワ朝フランス |
4 | 宮廷の儀式・儀礼から劇場芸術へ―ブルボン朝フランス |
5 | オペラと一体化したバレエの流行―ロココ期フランス |
6 | オペラからの独立と演劇的改革―啓蒙思想期のヨーロッパ |
7 | ロマンティック・バレエの隆盛―産業革命期のヨーロッパ |
8 | クラシック・バレエの確立―帝政末期のロシア |
9 | 総合芸術となったバレエ―バレエ・リュスの活躍 |
10 | 二十世紀バレエの飛躍―振付家・ダンサー・バレエ団 |
11 | バレエ界の最前線―テクノロジーと社会正義 |
12 | バレエの美を支えるもの |