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商品説明
古代世界において繁栄を極めたローマは、一方では、対外戦争や内乱を繰り返す戦闘姿勢の国家であり、兵士が皇帝位をも左右する軍事体制の国家であった。建国から西ローマ帝国滅亡まで、軍隊と政治・社会との関わりを多角的に追跡、兵士の生涯にも光をあてて新たなローマ史を描き、その盛衰をユーラシア史のなかに位置づける。
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収録内容
1 | 序章 凱旋門とサトクリフとイエス―ローマ帝国と軍隊 |
2 | 第1章 市民軍から職業軍人の常備軍へ―ローマ帝国軍の形成 |
3 | 第2章 「ローマの平和」を支える―前期ローマ帝国の軍隊 |
4 | 第3章 軍制改革と権力闘争の狭間―変容するローマ軍 |
5 | 第4章 イメージと実態のギャップ―後期ローマ帝国の軍隊 |
6 | 第5章 異民族化の果て―崩壊する西ローマ帝国の軍隊 |
7 | 終章 ローマ軍再論―ユーラシア史のなかで |