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上田万年再考 日本言語学史の黎明

長田俊樹/著

5720円
ポイント 1% (57p)
発売日 2023年03月発売
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仕様

商品番号NEOBK-2846484
JAN/ISBN 9784823411700
メディア 本/雑誌
販売ひつじ書房
ページ数 305

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

上田万年は(中略)西洋言語学を日本に導入した人という評価は変わらない。その評価はどこまで正しいのか。そこが本書の出発点である。(中略)長田(2003)で「上田万年はどうみてもアマである」(本書271頁参照)と宣言したので、その検証もすべきだ。さいわいにも新村出筆録・柴田武校訂(1975)『シリーズ名講義ノート・上田万年言語学』というテキストがある。それを丁寧にみていけば上田の西洋言語学理解がわかるはずだ。また、このテキストに取り組んだ人はまだいない。こうしてできあがったのが本書である。

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    収録内容

    1 序章 上田万年の学問的評価
    2 第1章 上田万年の生い立ち
    3 第2章 上田の留学前の講演や文章を検証する
    4 第3章 上田万年講義ノートを検証する その1―序文
    5 第4章 上田万年講義ノートを検証する その2―ガーベレンツからの影響
    6 第5章 上田万年講義ノートを検証する その3―上田は何に依拠したのか
    7 第6章 ガーベレンツをめぐって
    8 第7章 「P音考」考
    9 第8章 上田万年の評判―学問環境の整備・政治的手腕・人間性
    10 終章 上田万年像を検証する
    11 補論 「国語という思想」という「おはなし」―イ・ヨンスク著『「国語」という思想』をよんで

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