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南町奉行・筒井和泉守が下した新たな命により、奉行所も手を焼く悪の巣窟・日暮れ横丁に潜入することになった芦川柳之助と千秋。二人は早速、団子屋へと身を変え、横丁近くの表長屋へ入った。数日後、団子屋の店先に幼い男児が現れた。柳之助がちょっと気の好い兄貴分の風情を出して接してみたところ、男児はぽつりぽつりと己が身上を話し始めた。男児の名は市太郎。どうやら“百足の助松”と呼ばれる掏摸の頭目のもとから着の身着のまま逃げてきたようで―。「取次屋栄三」「居酒屋お夏」の大人気作家が描く涙あり笑いありの甘口夫婦捕物帳、待望の第3弾!
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