本/雑誌
父と息子の物語 ユダヤ系作家の世界
広瀬佳司/〔ほか〕著 広瀬佳司/編著 伊達雅彦/編著
2970円
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発売日 | 2023年04月上旬発売 |
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商品説明
ユダヤ系文学の原点「父と息子の関係」に光を当てる論考集!「父と息子」の揺らぐことのない信頼関係からユダヤ民族の宗教は始まる。本書を通じて、これまで目にしたことのないユダヤ系の親子関係の“普遍性”と“特殊性”を味わうことになるだろう。
関連記事
収録内容
1 | “怒りの神(父)‐息子”と“慈愛の母‐息子” |
2 | 父と息子を結ぶ光―スタンリー・クニッツの描く父、母、息子 |
3 | アンジア・イージアスカの描く「親子の継承」―『パンをくれる人』から『白馬の赤リボン』への変遷 |
4 | 不在の父を求める息子―アイザック・バシェヴィス・シンガー『モスカット一族』を中心に |
5 | アイザック・バシェヴィス・シンガー『父の法廷』における父親像―ノア、あるいはモーセ |
6 | アイザック・バシェヴィス・シンガーの作品に見る母と息子の絆 |
7 | 父親はラビ、息子は作家―アイザック・バシェヴィス・シンガーの小説 |
8 | マラマッドの「ある殺人の告白」―そのタイトルの重層的な意味について |
9 | 「ジ・エンド」をめぐる父と娘―グレイス・ペイリーの「父との会話」 |
10 | ポール・オースターの「父と息子」の物語―『孤独の発明』における語りの作法 |
11 | 父子をめぐる“虚-実”のトポス―スピルバーグの『未知との遭遇』から『フェイブルマンズ』まで |
12 | アーサー・ミラー『セールスマンの死』に見るユダヤ系の父と息子―レヴィンソンとシュレンドルフの解釈を基点に |