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商品説明
この明るさはなんだろう。花々が揺れる、樹木が騒ぐ。すべてが光の環のなかだ。鋭利な錐で言葉を穿ち、おだやかな斧でしらべの根元を裂く。そして、読者を無意識のまま、ゆっくりと聖なる異界へと誘っていく。混迷の世に、歌のまことを問う渾身の評論・エッセイ集!
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収録内容
1 | 1 馬場あき子(馬場あき子―“道行”を起点として |
2 | 白を歌う―豆腐としら飯と足袋と ほか) |
3 | 2 前登志夫(転生する風景―樹の歌をめぐって |
4 | 百合と地図 ほか) |
5 | 3 歌の葛籠(斎藤茂吉の冬―雪と時雨をめぐって |
6 | 瘋癲と邪宗―『赤光』と『桐の花』より ほか) |
7 | 4 折々の歌(“自然”を記憶する |
8 | 海人、山人―谷川健一追想 ほか) |