教え子がAV女優、監督はボク。 10 (裏少年サンデーコミックス)

乱れ交わる、倫理と悪意。

西寺たちの制作会社に入社してきた新人AD・五十嵐は、初めての撮影現場に浮き足立ち、何やらよからぬことを画策する。
己の欲求に歯止めが効かなくなった五十嵐の暴走。
「女優なんだからいいじゃん」という無自覚な性差別、職業への偏見、横暴な論理は、ついに灯の心と体を傷つけてーーー。

灯に向けられた悪意なき、ゆえに罪深いその差別に対し、西寺ら「プロ」 の大人たちが告げた言葉とは！？
そしてそれぞれの仕事と向き合う中で、西寺と灯の恋人としての関係性にも少しずつ変化が。
そんななか舞い込んだ次なる撮影現場は、曲者・浜田が監督を担うハードな「調教モノ」で ！？
撮影現場のリアルを描く、至高の人間ドラマ！



【編集者からのおすすめ情報】
予期せぬ性搾取に思い悩む灯、それでも本番はやってくる。
西寺への思いやプロとしてのプライドが葛藤するなか、彼女が辿り着いた打開策とは！？
次々訪れる困難に一つずつ自分なりの答えを見出していくその様は、すべての 「はたらくひとびと」 へのエールそのもの！
主人公たちの悩みと成長を描いた最新刊、老若男女問わず手に取っていただきたい一冊です。