本/雑誌
幻想の終わりに 後期近代の政治・経済・文化 / 原タイトル:Das Ende der Illusionen
アンドレアス・レクヴィッツ/著 橋本紘樹/訳 林英哉/訳
4950円
| ポイント | 1% (49p) |
|---|---|
| 発売日 | 2023年04月下旬発売 |
| 出荷目安 | メーカー在庫見込あり:1-3週間
※出荷目安について |
- 追跡可能メール便 送料無料
著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
社会はより良く進歩しているという「幻想」が潰えた後期近代。生産のオートメーション化、デジタル革命、単純サービス業の増加等、産業構造の転換によって新しい階級社会が誕生している。リベラルでエコロジカル、グローバル志向の新たな中産階級が影響力を振るい、個々人は「独自性」を競い合う。世界規模で起こっているこの変化は、私たちの生活に何をもたらすのだろうか。欧米の最新文献を網羅しながら現代社会の矛盾や両義性を鮮やかに描く、ドイツ発の新たな社会理論。
関連記事
収録内容
| 1 | 序章 幻想が消えた現代 |
| 2 | 第1章 文化をめぐる戦いとしての文化間の軋轢―ハイパーカルチャーと文化本質主義 |
| 3 | 第2章 平準化された中間層社会から三つの階級の社会へ―新たな中産階級・古くからの中産階級・不安定な階級 |
| 4 | 第3章 工業社会を超えて―分極化したポスト工業主義と認知・文化資本主義 |
| 5 | 第4章 疲弊した自己実現―後期近代の個人とその感情文化のパラドックス |
| 6 | 第5章 自由主義の危機と新たな政治的パラダイムの探求―開放型自由主義から埋め込み型自由主義へ |
