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商品説明
大きな流れを見てすべてを視野のうちに取り込んでいると考える錯覚は、滑稽だけれどもつねに愛敬とは限らない。大きな流れの背後には大抵それに逆行するいくつかの小さな流れが隠されている。
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収録内容
1 | 第1部 侵食する外部(見えない国スコットランド |
2 | 人頭税のことなど―傍観者の皮相な観察 ほか) |
3 | 第2部 孤立を恐れずに連帯を求めうるか―文学部をめぐって(文学部の教育―問題と課題 |
4 | 文学部を宣伝してみると―手前味噌風味) |
5 | 第3部 二分法では割り切れないもの(『ケプラーの憂鬱』―ジョン・バンヴィル小論 |
6 | 『この世界を逃れて』―グレアム・スウィフトをめぐって ほか) |
7 | 第4部 世紀末の読書案内(このへだたりを埋めるもの―ヴァージニア・ウルフの『燈台へ』の三種の訳文に描出話法を学ぶ |
8 | 伝統派と前衛派の睨み合い―イギリス ほか) |