著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
100年の歳月をかけて、英国で『英国古文献における中世ラテン語辞書』が完成した。市民の言語採取ボランティア「ワードハンター」たちと、英国学士院が総力を結集した成果だった。採算がとれず、生涯で完成を見られない事業へ、参加者はなぜ邁進したのか?特派員記者の著者は関係者を訪ね歩き、日本語辞書の編者にも取材を広げていく。効率優先の現代に“言葉と文化”の意義を探り、日本人の働き方をも問うノンフィクション。
関連記事
収録内容
1 | 第1章 羊皮紙のインク |
2 | 第2章 暗号解読器の部品 |
3 | 第3章 コスト削減圧力との戦い |
4 | 第4章 ラテン語の重要性 |
5 | 第5章 時代的背景 |
6 | 第6章 学士院の威信をかけて |
7 | 第7章 偉人と奇人 |
8 | 第8章 ケルト文献プロジェクト |
9 | 第9章 日本社会と辞書 |
10 | 第10章 辞書の完成 |