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商品説明
京都大学名誉教授・根立研介先生の退職記念論文集。各分野・各時代の専門家が、日本・東洋美術史における作品制作者である仏師・絵師に焦点をあて執筆した二一篇の論考を「仏教美術篇」「世俗絵画篇」の二部構成で提示する。
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収録内容
| 1 | 第1部 仏教美術篇―「祈り」から「かたち」へ(奈良時代後期木彫像の制作者に関する考察―滋賀百済寺木造十一面観音像を中心に |
| 2 | 観心寺仏眼仏母如来像・弥勒如来像の造像背景―密教僧・願主・制作工房という視点から |
| 3 | 京都・大報恩寺(千本釈迦堂)十大弟子像小考 |
| 4 | 快慶の名乗りの意味と意義 |
| 5 | 宮津市大谷寺阿弥陀三尊像と仏師 ほか) |
| 6 | 第2部 世俗絵画篇―制作と享受の場(院政期絵巻における「嗚呼」なるものと後白河院 |
| 7 | 三宝院障壁画再考 |
| 8 | 岩佐又兵衛工房と京都 |
| 9 | 狩野家による極書の発給 |
| 10 | 鶴澤派における絵画学習と地方の門人育成について ほか) |
