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商品説明
人はまちがえる。それは、どんなにがんばっても、脳がまちがいを生み出すような情報処理を行っているから。しかし脳がまちがえるからこそ、わたしたちは新たなアイデアを創造し、高次機能を実現し、損傷から回復する。そのような脳の実態と特性を、最新の研究成果をふまえて解説。心とは何か、人間とは何かに迫る。
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収録内容
1 | 序章 人は必ずまちがえる(ヒューマンエラーの実態 |
2 | 対策の限界 |
3 | 脳の何が問題なのか?) |
4 | 第1章 サイコロを振って伝えている?―いい加減な信号伝達(働いている脳の信号伝達 |
5 | どのように調べればわかるのか? |
6 | ニューロンは協調して働くしかない) |
7 | 第2章 まちがえるから役に立つ―創造、高次機能、機能回復(脳活動のゆらぎと創造 |
8 | 記憶はまちがえてこそ有用である |
9 | まちがえる神経回路だから回復できる) |
10 | 第3章 単なる精密機械ではない―変革をもたらす新事実(ニューロンとシナプスがすべてではない |
11 | 心が脳の活動を変える |
12 | 「病は気から」は本当か? |
13 | AIは脳になれない) |
14 | 第4章 迷信を超えて―脳の実態に迫るために(脳は迷信の宝庫 |
15 | 研究者の責任 |
16 | 急速に解明されているのか? |
17 | 脳は手強い) |