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商品説明
中国の「蚤の市」は死なない!?異民族同士が接触を忌避するかたちでおこなっていた「沈黙交易」に由来する「鬼市」は、天津において100年余の歴史を持つ古くて新しい存在だ。改革開放を経て巨大な市場経済国家となった中国でなお命脈を保つその謎に迫る。
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収録内容
1 | 第1部 本書の問題意識と視座(攤販をめぐる「空間の政治」および“空間”と“場所”の人類学) |
2 | 第2部 天津における都市空間の生産過程と鬼市の歴史的変遷(都市空間の近代化と鬼市の成立・発展 |
3 | 毛沢東時代における都市空間と鬼市の社会主義改造 |
4 | 改革開放以後における都市空間の再開発と古物市場の変遷) |
5 | 第3部 「鬼市」という“場所”の創出(天津の人々にとっての「鬼市」―“場所”の名づけと記憶・伝承 |
6 | 長江道綜合市場における古物の売買と“場所”の創出) |
7 | “空間”と“場所”の視点からみる鬼市の歴史的変遷と存続のあり方 |