著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
政治学は、理想の世界を実現する武器である。法や経済や社会が救えない人を救えるのは何か。それは、政治だ。政治は、法律を変える、なくす、作る。政治は、サービスを給付する、補助金を配る、税金を減らす。政治は、人と人とをつなげる、離す、適切な距離で結びつける。そうして、法や経済や社会から漏れてしまった人を、救うことができるのが、政治なのである。
関連記事
収録内容
1 | 序章 「武器」としての政治学 |
2 | 第1章 日本の政治は有権者の要望に応えてきたか―戦後日本政治の変容 |
3 | 第2章 リーダーの権力はどのように決まるのか―執政制度 |
4 | 第3章 選挙制度がたいせつな理由―選挙制度と政治のかたち |
5 | 第4章 投票の決め手になるのは何か―投票行動論 |
6 | 第5章 政党の顔ぶれはどう決まるか―政党システムと政党組織 |
7 | 第6章 スタンプ台か、アリーナか―議会制度 |
8 | 第7章 官僚たちのジレンマ 専門性か、民主的コントロールか―官僚制と行政組織 |
9 | 第8章 選挙で選ばれない人がなぜ権限を持つのか―独立機関 |
10 | 第9章 国と自治体の役割分担はどのようなものか―国自治体間関係 |
11 | 第10章 「政府」のいない世界で―国際政治 |
12 | 第11章 ニュースから「政治」を読みとく―メディアと政治 |
13 | 第12章 集約された利益で政治を動かす―利益団体 |
14 | 第13章 つながって大きくなる1人ひとりの声―市民社会 |
15 | 終章 ジレンマの向こうへ |