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商品説明
「私が一番最初にひっかかったのは、平安時代の『大鏡』に出てくる犬の声です。「ひよ」って書いてある。頭注にも、「犬の声か」と記してあるだけなんです。私たちは、犬の声は「わん」だとばかり思っていますから、「ひよ」と書かれていても、にわかには信じられない。(中略)これが、私が擬音語・擬態語に興味をもったきっかけでした。」。日本語の「名脇役」の歴史と謎に研究の第一人者が迫る。ロングセラーが待望の文庫化!
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収録内容
1 | 第1部 擬音語・擬態語の不思議(擬音語・擬態語に魅せられる |
2 | 擬音語・擬態語のかたち |
3 | 擬音語・擬態語の寿命 |
4 | 擬音語・擬態語の変化 |
5 | 掛詞で楽しむ擬音語・擬態語 |
6 | 辞典の中の擬音語・擬態語) |
7 | 第2部 動物の声の不思議(昔の犬は何と鳴く―犬 |
8 | ニャンとせう―猫 |
9 | チウき殺してやらう―鼠 |
10 | モウモウぎうの音も出ませぬ―牛 |
11 | イヒヒンヒンと笑うて別れぬ―馬 |
12 | われは狐ぢゃこんこんくゎいくゎい―狐 |
13 | ももんがの鳴きやうを知らぬ―モモンガ |
14 | 美し佳しと鳴く〓は―ツクツクボウシ) |