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商品説明
盛岡藩主・南部家は、江戸への傾倒から「国風」の重視、その後、他者の視線への意識から、江戸文化の受容へと価値観を転換していった。社会の変化の中で「家」のあり方を模索し続けた、大名家の江戸時代を描き出す。
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収録内容
1 | プロローグ 北奥の領主南部信直の「日本」との出会い |
2 | 1 藩主・家老として生きる―中世の領主から近世の藩主・家老へ |
3 | 2 暴君重直による新参家臣の召抱えと南部騒動―「家中」の形成と「御家」の存続危機 |
4 | 3 殉死と剃髪―藩主個人への忠義、「御家」への忠義 |
5 | 4 南部家の結婚と離婚―離婚と再婚、夫との死別を経験した南部幕の一生 |
6 | 5 「田舎者」と「笑われ」ても構わない―南部家の歴史を重んじる |
7 | 6 「笑われない」南部家に―「外聞」を気にする藩主たち |
8 | 7 国持大名にふさわしい南部家へ―将軍に自分を重ねあわせる利済 |
9 | エピローグ 幕末の混乱と盛岡藩南部家の終焉 |