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商品説明
ウクライナ侵攻に見るロシアの行動は、我々日本人には“異様”に映る。だが逆に、「アメリカの核の傘」の下で平和を享受してきた戦後日本は、ロシアの眼からはどう見えているのか?急変する東アジア情勢の中で、地域の安定を生み出すための、国防の論理とリアリズムとは?元駐露外交官が、日本の現在地と課題を日露関係史から解き明かし、政治的英知に基づく中長期的な安全保障のあり方を問う。
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収録内容
1 | はじめに 今こそ「戦争と平和」について考える |
2 | 第1章 ロシアの眼から見た日本―主権国家と衛星国家 |
3 | 第2章 揺籃の日露関係―対立から同盟へ |
4 | 第3章 不審に支配された関係―覇権か均衡か |
5 | 第4章 日本の国防を考える―可能性としての戦争を生き抜くために |
6 | おわりに―「現実感覚」による外交 |