本/雑誌
岩波講座世界歴史 10
荒川正晴/〔ほか〕編集委員
3520円
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発売日 | 2023年04月下旬発売 |
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商品説明
初期グローバル化としてのモンゴル帝国の成立・展開と海域世界を扱う。帝国の拡大に伴い、陸上と海上の複数のルートを通じて西アジアと東アジアの人的・物的・文化的交流が急速に進んだ。多民族・多言語・多宗教が共存する大帝国の構造と周辺地域へのインパクトを探り、ジェンダー史、環境史の可能性、考古学・文献学などの知見も盛り込み、モンゴル帝国像を刷新する。
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収録内容
1 | 展望(初期グローバル化としてのモンゴル帝国の成立・展開 |
2 | ユーラシア・海域世界の東西交流におけるモンゴル・インパクト) |
3 | 問題群(モンゴル帝国の統治制度とウルス |
4 | モンゴル支配下の中国と多民族国家―官位獲得をめぐる諸相 |
5 | トルキスタン・トルコ系諸集団とモンゴル帝国 |
6 | 宋元時代の東アジア海域世界) |
7 | 焦点(モンゴル覇権期のディアスポラ |
8 | 中央アジア・東アジアの東シリア教会―モンゴル時代を中心に |
9 | イル・ハン国のイラン系官僚たち―モンゴル支配下イランの財務制度と文化 |
10 | チベット仏教とモンゴル |
11 | モンゴルの東南アジア侵攻と「タイ人」の台頭 |
12 | ユーラシア世界の中国陶磁流通 |
13 | カラチュの時代―ティムール朝を中心に) |