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商品説明
日本の鉄道創業から150年にあたる2022年、長年築き上げた鉄道ネットワークを破壊しかねない政府の方針が提示された。輸送量の少ないJRローカル線の廃止を促進する内容である。一方でJRは一人百数十万円の料金で豪華なクルーズトレインを運行している。「一生に一度は乗りたい列車」より「一生乗り続けられる列車」を走らせるべきではないのか。このままでは新幹線と大都市の通勤路線しか残らず「時刻表が薄くなる日」が迫っている。鉄道の活用による持続的な交通体系を考える。
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収録内容
1 | 第1章 時刻表が薄くなる日 |
2 | 第2章 公共交通の価値 |
3 | 第3章 誰が「お客さま」なのか |
4 | 第4章 鉄道は「人」で動く |
5 | 第5章 鉄道に乗ってもらうには |
6 | 第6章 バス転換は解決策ではない |
7 | 第7章 鉄道とSDGs |
8 | 第8章 鉄道貨物の活用 |
9 | 第9章 すでに破綻したリニア新幹線 |
10 | 第10章 鉄道活用のための政策 |