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商品説明
疑問を持たず、素直に従い、人を信じて疑わず、何でも「お任せ」にする習慣を私たちは身につけてきた。だが、グローバル化で人を疑うことを基本とする価値観が流入し、これまでのモラルを裏切るような犯罪も多発している。自らものごとを考え、判断し、行動しなければ、知らぬ間に、都合よく利用される恐れもあるのだ。教育から政治・社会問題に至るまで考察を深め、思考停止に陥る日本人に警鐘を鳴らす。
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収録内容
1 | 第1章 考えることを忘れた社会(成人年齢を引き下げることの愚 |
2 | 「記憶にございません」から何を汲み取るか ほか) |
3 | 第2章 思考停止に陥りやすい日本人の心理(相手を信頼すべきで疑うのは失礼だ、と思う心理 |
4 | 相手の期待を裏切りたくない、という心理 ほか) |
5 | 第3章 その根底に流れる教育のあり方(ますます深刻化する読解力の危機 |
6 | 「見ればわかる教材」の功罪 ほか) |
7 | 第4章 権力者による愚民政策の一環か(どんな政策にも文句を言わない日本人 |
8 | 任せておけば大丈夫という時代ではなくなった ほか) |
9 | 第5章 考える力を奪う教育からの脱却を(考える力を身につけるための知識・教養の吸収 |
10 | 読書習慣を促し、読解力・思考力を高める ほか) |