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商品説明
“私”が物を知覚し、出来事を理解するとはどういうことだろうか?何気ない日常が成立する仕組みを平易かつ明晰な言葉で鮮やかに描き出し、その先に法則の概念を優位においてきた西洋近代の認識論を覆す。日常的観点からは当たり前だと思えることに、哲学が格闘してきた数々の問題を解決するヒントが隠されていることを示す。知的発見に誘う書!
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収録内容
1 | 第1章 知覚における対象性成立の論理(無為の時間と知覚 |
2 | 見えるものとその広がりの規定 ほか) |
3 | 第2章 知覚的質と本当に在るもの(知覚されているものの広がりと物の広がり |
4 | 物とその性質 ほか) |
5 | 第3章 因果的理解と行為(因果性と法則性ないし規則性 |
6 | 行為の分析 ほか) |
7 | 第4章 法則の概念と出来事の始まり(法則概念の優位という思想状況 |
8 | 反復される出来事の理解) |