本/雑誌

契約における「交渉力」格差の意義 アメリカの非良心性法理からの示唆

柳景子/著

6490円
ポイント 1% (64p)
発売日 2023年05月下旬発売
出荷目安 メーカー在庫見込あり:1-3週間 ※出荷目安について

追跡可能メール便利用不可商品です

仕様

商品番号NEOBK-2860302
JAN/ISBN 9784589042743
メディア 本/雑誌
販売法律文化社
ページ数 274

著者・出版社・関連アーティスト

商品説明

「契約自由」の規制根拠を探究する。契約自由の原則があるにもかかわらず、契約当事者間の合意によって成立した契約内容を事後的に司法が介入して無効としうる「例外」とはどのような場合なのか。本書は、これをアメリカ契約法の非良心性法理を通して検討し、この法理の適用を左右するのが「バーゲニング・パワーの不均衡」と呼ばれる概念であることを示す。さらに、この議論を整理しつつ、日本法における「交渉力の格差」概念の再評価・再定義を行う。

関連記事

    収録内容

    1 序章 アメリカの非良心性法理と「交渉力の格差」―本書の問題意識と目的
    2 第1章 非良心性法理とは何か―エクイティから統一商事法典§2‐302へ
    3 第2章 非良心性法理の通説的解釈論の確立―手続的非良心性と実体的非良心性
    4 第3章 非良心性の判断枠組みから見える非良心性の本質―「バーゲニング・パワー」とその「格差」
    5 第4章 バーゲニング・パワーの不均衡とは何か―アメリカ法の議論の概観
    6 第5章 日本法における「交渉力」の格差・不均衡―アメリカの「バーゲニング・パワー」からの示唆
    7 終章 非良心性から「交渉力の格差」の問題へ―議論の現在地と今後の展望

    カスタマーレビュー

    レビューはありません。 レビューを書いてみませんか?

    閉じる

    メール登録で関連商品の先行予約や最新情報が受信できます

    close

    最近チェックした商品