本/雑誌
動くものはすべて殺せ アメリカ兵はベトナムで何をしたか 新装版 / 原タイトル:KILL ANYTHING THAT MOVES
ニック・タース/〔著〕 布施由紀子/訳
4620円
ポイント | 1% (46p) |
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発売日 | 2023年05月下旬発売 |
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商品説明
アメリカの戦争の本質とは何か。戦場で何が行われるのか。民間人大量殺戮の実態を追った迫真のドキュメント。4時間で500人以上の村人を虐殺したミライ(ソンミ村)事件は逸脱ではなかった。“動く者はすべて殺せ”という命令の下になされた軍事作戦の一部だったのだ。国立公文書館資料の粘り強い調査や、事件にかかわった帰還兵や内部告発者、さらにベトナム人生存者へのインタビューによって、米軍と政府の施策がどれだけ多くの無辜の住民を殺し傷つけたか、そして軍司令部と国防総省はその事実をいかに隠蔽してきたか、いま初めて明かされる。本書が2013年にアメリカで刊行されるや、「パラダイムシフトを迫る画期的な戦争史」「ベトナム戦争について書かれた最も重要な本」等々と絶賛され、優れた調査報道に贈られるライデナワー賞を受賞した。アメリカの戦争とはいかなるものか。生々しい戦慄とともに語られる戦争の真実。
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収録内容
1 | 序 作戦であって逸脱ではない |
2 | 第1章 チェウアイ村虐殺事件 |
3 | 第2章 苦難を生むシステム |
4 | 第3章 過剰殺戮 |
5 | 第4章 くり返された蛮行 |
6 | 第5章 終わりのない苦悩 |
7 | 第6章 バマー、“グーク・ハンター”、デルタのばらし屋 |
8 | 第7章 戦争犯罪はどこへ行った? |
9 | エピローグ さまよえる亡霊たち |