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商品説明
「そうじゃ、わしが博士じゃ」と言う博士や「ごめん遊ばせ、よろしくってよ」としゃべるお嬢様。現実には存在しなくても、いかにもそれらしく感じてしまう言葉づかい、これを「役割語」と名づけよう。誰がいつ作ったのか、なぜみんなが知っているのか。そもそも一体何のために、こんな日本語があるのだろう?
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収録内容
1 | 役割語の世界への招待状 |
2 | 第1章 博士は“博士語”をしゃべるか |
3 | 第2章 ステレオタイプと役割語 |
4 | 第3章 “標準語”と非“標準語” |
5 | 第4章 ルーツは“武家ことば”―男のことば |
6 | 第5章 お嬢様はどこにいる―女のことば |
7 | 第6章 異人たちへのまなざし |
8 | 附録 役割語の定義と指標 |