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商品説明
開発経済学は今、大きな岐路に立たされている。それは元来、途上国固有の問題と考えられていた低成長、環境破壊、不平等、ジェンダー、政治腐敗など、多くの問題が先進国でも起きているからだ。本書は、開発経済学の誕生から今日までの過程を、各時代の世界政治・経済状況を見据えながら分析し、開発経済学が今日、直面している課題について解説している。
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収録内容
1 | 第1章 開発経済学の今日的課題 |
2 | 第2章 開発経済学の萌芽期―「東西対立」と「南北対立」の狭間から生まれた開発経済学 |
3 | 第3章 分岐していく開発経済学 |
4 | 第4章 OECDレポートとNICs―復活する新古典派経済学 |
5 | 第5章 量から質へと転換した経済開発目標 |
6 | 第6章 持続可能な開発と経済開発 |
7 | 第7章 開発経済学の再生に向けて |
8 | 第8章 21世紀の開発経済学―新たな課題に直面する経済開発 |