著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
生活に猫が足りていないことは、わかっていた―。SNSには猫画像が溢れ、持つ者が自慢するそれを、持たざる者は眺めるばかりだ。愛猫とお別れしてから十五年近く、心にぽっかり猫の穴を空けていた著者は、その穴を埋めるべく植物を育て始めた。編集者に勧められるがまま、なぜか椎茸から!キノコ、スプラウト、ヒヤシンス...名をつけ、水をやり、立派に育てあげ、ときには収穫して食べる(!)。猫に思いをはせながら過ごす約二年の日々を綴るエッセイ集。文庫には「ロスねこ」のその後を書き下ろしで収録する。解説は作家の町田そのこさん。
関連記事
収録内容
1 | 二〇一七年(猫が足りない |
2 | 猫穴は埋まる? |
3 | 種である |
4 | 母の心 |
5 | 猫さえいれば ほか) |
6 | 二〇一八年(いつもより多め |
7 | 母は敏腕マネージャー |
8 | そろそろ... |
9 | ステージへ |
10 | 花の命は ほか) |