本/雑誌
「身分」を交差させる
高澤紀恵/編 ギヨーム・カレ/編
6600円
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発売日 | 2023年05月発売 |
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収録内容
1 | 序章 交差する歴史家、交差する過去―「身分」をめぐって |
2 | 1 身分を語る(比較から交差へ―アンシアン・レジーム期のフランスと江戸時代の日本の社会力学を交差させる |
3 | 日本近世の身分と社会 |
4 | 慶長一七年、院内銀山と周辺地帯の関係構造) |
5 | 2 書くこと、読むこと、残すこと(「人証」か「文証」か?―近世における入会山争論の内済と裁許 |
6 | 稀有な記述行為―近世フランス村落の「書かれたもの」と社会的地位 |
7 | 一八世紀後半パリにおける周縁者と「書く」行為―国王に対する偽の陰謀告発事件を例に) |
8 | 3 財とジェンダー(貴族身分・「家」・領主所領―十六‐十八世紀 |
9 | 妻の身分・女性相続人の身分―女性と王家世襲財産 |
10 | 武家の女性と財産分与―徳川家康側室の事例から) |
11 | 4 揺らぐ身分(江戸幕府御家人の身分と家 |
12 | 対立する利害に引き裂かれて―長崎のオランダ通詞の身分を考える |
13 | 啓蒙の世紀と軍事改革―想像/創造された兵士たち) |
14 | 終章 「社会」の胎動―近世国家・政治社会・身分制 |