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商品説明
「死を想え」の感情が根づく街ウィーンで、厳しい西洋式個人主義の洗礼を受けながら自立を求め、人を愛し、根無し草を越えてゆこうとする、ある邦人女性の物語。
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収録内容
| 1 | 序章 回想のはじめ |
| 2 | 第1章 ウィーンに住みはじめて |
| 3 | 第2章 ウィーンの人々、そしてカフェ |
| 4 | 第3章 フランツ、そして死の想い |
| 5 | 第4章 桧山秀樹とのめぐり逢い |
| 6 | 第5章 西洋人の孤独 |
| 7 | 第6章 秀樹さんとの旅 |
| 8 | 第7章 別れ、そして病の淵へ |
| 9 | 第8章 再会 |
| 10 | 終章 回想のおわり―いぶし銀の光のなかで |
