本/雑誌
所有とは何か ヒト・社会・資本主義の根源 (中公選書)
岸政彦/編著 梶谷懐/編著 小川さやか/著 瀧澤弘和/著 山下範久/著 稲葉振一郎/著
2310円
ポイント | 1% (23p) |
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発売日 | 2023年06月上旬発売 |
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商品説明
本やスマホ、土地や家屋、雇用や資産。自分のモノとして持っていることが「所有」であり、衣食住や商品取引、資本主義の原点である。こんにちシェアやサブスクがあるのに、ヒトは所有せずにいられない。他方でヒトの生存を守る所有権が、富の偏在を生む元凶となっている。なぜだろうか?経済学や社会学、人類学の第一線の研究者6人が、所有(権)の謎をひもとき、人間の本性や社会の成立過程、資本主義の矛盾を根底から捉えなおす。
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収録内容
1 | 第1章 所有と規範―戦後沖縄の社会変動と所有権の再編(岸政彦) |
2 | 第2章 手放すことで自己を打ち立てる―タンザニアのインフォーマル経済における所有・贈与・人格(小川さやか) |
3 | 第3章 コンヴェンション(慣習)としての所有制度―中国社会を題材にして(梶谷懐) |
4 | 第4章 経済理論における所有概念の変遷―財産権論・制度設計から制度変化へ(瀧澤弘和) |
5 | 第5章 資本主義にとっての有限性と所有の問題(山下範久) |
6 | 第6章 アンドロイドは水耕農場の夢を見るか?(稲葉振一郎) |
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