著者・出版社・関連アーティスト
商品説明
イタリア・ルネサンスを代表し「万能の人」と称えられた画家の作品を、素描技法や下絵による未完成作または完成作として再検討することで、その創造行為の源をひもとく。様式や制作年代、物語等の主題、身体・風景描写の形態や色彩、後世の文学作品への影響を考察し、レオナルドの多様な思索が表出するありようを解き明かす。
関連記事
収録内容
1 | 1 はじめに |
2 | 2 画家レオナルド―未完成作を中心に(絵画における未完成―レオナルド・ダ・ヴィンチの場合 |
3 | フラ・バルトロメオとレオナルド・ダ・ヴィンチ―「未完成」祭壇画をめぐって |
4 | レオナルド・ダ・ヴィンチの“自画像”(トリノ王立図書館所蔵)について |
5 | レオナルド・ダ・ヴィンチの“洗礼者聖ヨハネ”について―「形態」と制作年代) |
6 | 3 レオナルド絵画の文学的源泉(W・B・イエイツとレオナルド・ダ・ヴィンチ |
7 | ヴァザーリ、ペイター、イエイツ...―レオナルド・ダ・ヴィンチ“モナ・リザ”をめぐって |
8 | W・B・イエイツ『レダと白鳥』の視覚的源泉) |
9 | 4 レオナルドの女性表現―聖母マリアを中心に(レオナルド・ダ・ヴィンチ“白貂を抱く貴婦人”(“チェチリア・ガッレラーニの肖像”)について |
10 | レオナルド・ダ・ヴィンチの“モナ・リザ”―「宿命の女」の系譜から |
11 | レオナルド・ダ・ヴィンチの「二点の聖母マリア」について |
12 | レオナルド・ダ・ヴィンチの“指さす女性”について―主題と制作年代 |
13 | レオナルド・ダ・ヴィンチの色彩をめぐって―聖母表現における考察) |
14 | 5 おわりに |
close