本/雑誌
新世紀の文学研究 (ポストコロニアル時代の人文学と東アジ)
千野拓政/編 鳥羽耕史/編
4070円
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発売日 | 2023年05月発売 |
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商品説明
世界各地で排外主義的な風潮が高まる一方、文学の領域では「日本文学」「中国文学」といった国ごとの境界は意味を持たなくなりつつある。国家間の対立が激化する時代、文学による越境はどのように行われるだろうか?アジア文学は可能か。
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収録内容
1 | 第1部 パックス・アメリカーナと東アジアの地域研究(地域研究と近代国際世界―パックス・アメリカーナと人種主義を巡って |
2 | 余白なき世界に抗する想像力 |
3 | 超越の限界と可能性―文学とナショナリズムの関係から |
4 | トークセッション(古川日出男 |
5 | 閻連科) |
6 | 南京を書くことの意味―堀田善衞『時間』の戦後文学における位相 |
7 | 「アジアスフィア」―グローバリゼーションを越えて、アンガージュマンとしての出版・翻訳・研究 |
8 | 出入国をめぐる文化政治と文学―「移民」の時代、李恢成と楊逸のあいだから |
9 | 日本研究の国際化とナショナリズム―安部公房と在日文学研究を事例に |
10 | パネルディスカッション) |
11 | 第2部 中国文学研究の再検討と再構築(わたしたちはどこから来たのか、そしてどこへ行くのか?―中国と日本における「文学」の誕生と終焉をめぐる考察 |
12 | 岐路に立つ文学 |
13 | いかに文学を「評論」すべきか―翻訳研究の文化転向から |
14 | 「信達雅」と中国語における近代の書き言葉概念の変遷) |