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商品説明
本書は、アドラー心理学、家族療法、ブリーフセラピー、催眠療法を軸に臨床活動を続ける著者による論文集です。システムズアプローチ、オートポイエーシス、ナラティヴ・アプローチ、オープンダイアローグなどの理論を日々の臨床現場にいかに活用するのかを模索する論考や、関係性や対話的な「かかわり」をキーワードに学校臨床、夫婦面接、イメージ療法、家族療法、ブリーフセラピーなどの事例を理論と実践を交えながら具体的に解説しています。臨床家、研究者、ひとりの人間であるセラピストがクライエントと「かかわる」ときに、その「間」にはいったい何が生まれているのでしょうか。人と人が「かかわる」ことはどういうことか問い続ける、心理支援に携わる多くの方に手に取っていただきたい一冊となりました。
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収録内容
1 | 序章 心理臨床における私の「かかわり」をたどる |
2 | 第1部 セラピストとしての「かかわり」(心理療法においてセラピストが「主体的になること」 |
3 | スクールカウンセリングにおける「発達障害という状況」への取り組み方 ほか) |
4 | 第2部 催眠臨床における「かかわり」(イメージ療法におけるイメージの間主体性 |
5 | 「関係性」という視点から見た催眠臨床―トランス空間とオートポイエーシス ほか) |
6 | 第3部 心理臨床仲間との「かかわり」(ブリーフセラピーが心理臨床家の養成に貢献できることは何か―スクールカウンセリングの現場から |
7 | 書評 和田のりあき著『がんに負けない心理学―臨床心理士が教える心の応急手当とケアの方法』2009年、PHP研究所。 ほか) |
8 | 第4部 家族療法・ブリーフセラピーでの「かかわり」(夫婦とセラピストとの「間」の創出と活用 |
9 | 「システム論」で学校をみるということ ほか) |
10 | 第5部 あるクライエントとの「かかわり」(あるクライエントからの「成績表」 |
11 | カウンセリングの20年後) |