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商品説明
1945年3月、日本軍が仏領インドシナ北部の町で多数の捕虜を殺害した知られざる事件。戦後、その裁きを受けた将校たちの思索を手掛かりに、戦争の不条理に今あらためて向き合う歴史ノンフィクション。
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収録内容
1 | 第1章 将兵―国家の意思で行われる戦争と個人の責任 |
2 | 第2章 作戦―利発な少年が職業軍人となり、戦犯容疑を受けるまで |
3 | 第3章 運命―歓呼の声で出征し、再びは冷たき目で送られる |
4 | 第4章 逃亡―敗戦の祖国で同胞に追われ、故郷を離れる |
5 | 第5章 自決―部下を守ろうとした者、無実を訴えた者 |
6 | 第6章 弁護―薄給を覚悟して外地に渡った法律家 |
7 | 第7章 正義―戦犯救出に身を砕いた異色の弁護士 |
8 | 第8章 判決―精神力に頼った軍隊は、敗れても人に犠牲を強いた |