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商品説明
ソウルの独立門は、日本ではなく清からの独立を意味して建てられた―そんな基本的な事実すら日本や韓国で知られていないのはなぜか。気鋭の研究者が、朝鮮王朝の建国から南北分断に至る長い道のりを、国内の政治闘争と周辺国のパワーバランスに着目して描き、朝鮮特有の政治力学の因果を浮き彫りにする決定的な通史。
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収録内容
1 | 第1章 朝鮮王朝の建国(王氏から李氏への易姓革命 |
2 | 支配基盤の整備 |
3 | 揺らぐ王権 |
4 | 熾烈な派閥争い) |
5 | 第2章 華夷秩序の崩壊と朝鮮の危機(日本の侵略 |
6 | 迫りくる女真族の脅威 |
7 | 清の侵略と朝鮮の属国化) |
8 | 第3章 終わりなき政争と沈みゆく王朝(蕩平策の功罪 |
9 | 勢道政治と相次ぐ民乱 |
10 | 大院君と閔氏の争い |
11 | 朝鮮を開いた日本の挑発と清の勧告) |
12 | 第4章 清・日本・ロシアの狭間で(親日と親露の角逐 |
13 | 大韓帝国の成立 |
14 | 日本による韓国併合 |
15 | 抗日独立運動の諸相) |
16 | 第5章 朝鮮半島の分断(戦後の主導権争い |
17 | 遠のく独立 |
18 | 国家樹立の理想と現実 |
19 | 朝鮮戦争の帰結) |