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商品説明
ジェンダー・ギャップ指数を見るまでもなく、日本は男性優位の国である。夫婦別姓も叶わず、男女の賃金格差も世界ワースト2。わたしたちは性別役割分業―つまりは「男尊女卑」の考え方にどっぷりと浸かっている。その社会を勝ち抜こうと男たちはワーカホリックになるまで働いて、ストレスからアルコールや薬物で気分をあげ、満員電車では痴漢や盗撮にはまる。日本を蝕む依存症の問題は、男尊女卑による社会の歪みを正さなければ解決しない。アルコール依存症、痴漢、万引き依存症、盗撮、DVなど、多くの依存症を横断的に見てきた著者が、現代日本の病理を斬り、人と社会の新しいあり方について考える。
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収録内容
1 | 1章 日本は男尊女卑依存症社会である(男性優位の社会構造 |
2 | らしさの価値観をインストールされる ほか) |
3 | 2章 男尊女卑社会とワーカホリック(ワーカホリックはさまざまな依存症のトリガーに |
4 | 仕事と飲酒 ほか) |
5 | 3章 ワーカホリックと性別役割分業(男性に履かされた下駄の重さ |
6 | いまだにつづく男は仕事、女は家庭に ほか) |
7 | 4章 「男らしさの病」と男尊女卑依存症社会への処方箋(シラフで生きること |
8 | 感情をみつめる ほか) |