本/雑誌
鏡のなかの自己 ミラーテストと「自己認知」の歴史 / 原タイトル:THE MIRROR AND THE MIND
カーチャ・グンター/著 飯嶋貴子/訳
3300円
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発売日 | 2023年07月上旬発売 |
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商品説明
鏡像自己認知テストから鏡像段階、ミラーニューロンまで。18世紀後半以降、人間を人間たらしめるものは何かという疑問に答えるため、精神医学・発達心理学・サイバネティックス・文化人類学・神経科学を専門とする研究者たちは人間、動物、そしてロボットまでを鏡の前に立たせ、自己認識について探ろうとしてきた。それらの研究は人間の独自性を解明することができたのだろうか。知られざる自己認知の歴史を、気鋭の科学史家が描く。
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収録内容
1 | はじめに 逍遙しながらの実践 |
2 | 第1部 自己同定(鏡に映る我が子―鏡像自己認知テストの出現 |
3 | 突然ではなく、だんだんと―児童心理学、ジェンダー、鏡のあいまいさ |
4 | 踊るロボット―グレイ・ウォルターのサイネティックミラー |
5 | サルと鏡と私―ゴードン・ギャラップと自己認知の研究) |
6 | 第2部 誤認(実現しなかったミラーテスト―ラカン、自我、象徴的なもの |
7 | ニューギニアには鏡がない―エドマンド・カーペンターと「部族民」問題 |
8 | 身体イメージの疾患とあいまいな鏡 |
9 | 不完全な反射―ミラーニューロン、感情、そして認知) |
10 | おわりに 実験の失敗 |