たくなび 3 (ビッグコミックス)

僕はこの就職活動で、今までの自分にリベンジする! 人生分け目の21歳男女が織りなす、ガチンコ就活恋愛ストーリー!!
故郷で旧友のカンキチに励まされ、茜を取り戻すべく成長することを決意した拓。一方、真希は外資系化粧品会社「マックスビューティー」の面接に敗退した夜、岡野社長からCM出演の話を持ち込まれるが、それは皮肉にもその化粧品会社のCMで…!?

<あらすじ>
正月に仙台へ帰郷した拓は、兄や姉から実家のクリーニング店を継ぐようせっつかれるが、「東京で就職するんだ」と反発。とはいえ、就活も進展している状況ではなく、もやもやした気持ちを抱えながら地元の仲間たちとの新年会に出かける。そこで拓は、銀行員やバーテンダーなどの仕事に就き、少しずつ雰囲気も変わった旧友の姿を見て…(第20話)。

<登場人物>
萩原拓(東名学院大3年。21歳。仙台の高校時代から付き合っていた同級生・茜にフラれ、就職活動に目覚める)、照屋真希(上智大3年。2年前にスカウトされ「桐島いずみ」の芸名で映画出演。今はその過去を封印し、外資系企業を目指して就活中)
葉山茜(東名学院大3年。3年付き合った拓と別れた直後、就活の相談相手である住菱商事の天野に抱かれてしまう。旅行代理店志望)、天野優(住菱商事勤務の28歳。茜と合コンで知り合い、就活の相談にのる。慶応大卒)、神吉英典(あだ名はカンキチ。拓や茜の高校の同級生で、元・不良。今は丸くなり、地元・仙台でバーテンをしている)、葛城謙一郎(同志社大学商学部3年。大阪から上京し、マイスター文具のインターンシップに参加)、岡野真由美(かつて真希をスカウトした芸能事務所社長。真希の過去を唯一知る人物)、高橋清泰(大手芸能プロダクションの敏腕マネージャー。真希の才能に惚れ込み、彼女を執拗に追いかけていた)